「明日クビになっても大丈夫！」

あなたはヨッピーさんを知ってますか？

ヨッピーさんは

"ネットで最も数字を持ってるライター"

の異名を持つフリーライターさんです。そのヨッピーさんの著書「明日クビになっても大丈夫！」を読みました。

これね、本読んで久しぶりに声出して笑いました。宝島社の懐かしのバウ以来かも…

本は凄いですね、人に学びを与えてくれると共に笑わせてもくれるのだから。

ヨッピーさんの言葉を借りれば、ヨッピーさんの本はfunnyでありながら、とてもinterestingでもありました。

ヨッピーさんの言葉は、ネット界隈にある、ついて来れない奴は切り捨てじゃ！みたいな感じじゃなくて、パワフルでくだらなくて…でも優しくて、暖かかった。

ヨッピーさんの本を読みながら、本当にその通りと思う言葉が沢山あったので、その中で特に僕が納得した言葉3つを皆さんに紹介したいと思う。

もし貴方が僕のように、明日にでも会社を辞めたいとか、もっと自分の能力で社会に貢献したいとか、とにかく現状を変えたいとか、そんな悩みがあれば是非これらの言葉が貴方の背中を押してくれるはずだ。

ヨッピーさんも著作の中で仰っていたが、僕も自分を取り巻く状況に対して、楽観的ではいられない。日本にはかつての勢いなんてなくて、後進国から貧困国に向かっている、と言われている。

満員電車で周りの人の顔を見渡しても、社会に活気があるとは僕には思えないし、高齢者が爆発的に増えて、全体的には人口が減るという未来がもうすぐそこまで迫っているのは、火を見るより明らかだ。

できることから始めて、少しでも現状を良い方向に変えていかなくては、本当に生き残れないと僕は思っているし、僕なんかより早くに危機感を覚えて行動している方が世には沢山いるだろう。

まあ暗い話はさて置き、早速一つ目。

1.消費する趣味から生産する趣味へ

誰しも自分が主体的に何かを創造するのは楽しいのじゃないかと思う。子供の頃、テキトーに絵を描いてみたり、なんか粘土をこねくり回してみたり、基地作ってみたりとか、誰からも批判されたり、判断されるのを恐れずに、何かをテキトーに作っていたのは楽しかったんじゃないかと思う。

実際、社会人になると、「自分にとって面白いもの」と「社会的に価値があるもの」の折り合いをつけていかなければならないのだが、まずは自分の創造性を思い出すことから始めてみてはどうかと思う。もちろん、僕もテキトーに何かを作っていた楽しさを思いだそうと、今いろいろ試みているところだ。

生産的＝創造的な人が増えれば、僕たちの住む街の風景はもっと素敵になるはずだ。

2.「なりたいもの」と「やりたいこと」の違い

アイドル好きの方に申し訳ないが、これはアイドルを例えに出すとわかりやすい。

例えば、アイドルになることに憧れている女の子がいたとする。みんなから憧れられ、インフルエンサーとなり、キラキラした日常を日々インスタに投稿する的なね。

でも、実際のアイドルは(ってあくまで想像なので悪しからず)、凄いスピードで歌やダンスを覚えて、もの凄い数のステージ数をこなし、体力的に厳しくてもファンには笑顔を絶やさず、露出多めの衣装に耐える為に節制し、お肌の調子を整え…というストイック極まりない生活を送っているに違いない。

そのストイックな行為を日々行うこと自体に喜びを感じるのであれば良いと思うけど、あくまで「アイドルである状態」だけを追い求めてしまうと大変だろうなあと思う。

お芝居という行為が嫌いだったり、素養がないのに、ドラマに出なくちゃいけない女優さんを見続けるのは、見る側も辛いのだ。

状態に憧れるのではなくて、それを毎日やっても大丈夫そうだな、発狂しないぞっ！という行為を選ぶと良いと思う。

3.幸せとはよく笑うこと、どうしたらよく笑えるのか、結局のところは「人」なんじゃないか

これもめっちゃ納得。結局好きな人といると楽しいのだ。

好きな人となら、柿の種と缶ビールでも充分酔える。

そりゃあもちろん、たまには良さげなレストランなんぞに行ったりしたほうが良いが、誰と行くかが一番重要だと思う。

個人的な思い出で、大嫌いな体育会系集団と二ヶ月間仕事を共にしたことがあったが、そこそこ報酬を貰っても、結局そのストレス解消に旅行に行ったり、呑みに行ったりしちゃうのだ。

この人といると楽しいなあ、良く自分笑ってるなあ、と思う人や仲間は大切にすべきだ。

逆に言うと、人をそういう気持ちに、つまり楽しませたり、笑わせたりできる人は重宝されるのだ。毎日一つくらいギャグなのか、動きなのか、何かしらで人を笑わせるというノルマを自分に課すと良いかもしれない。早速僕も明日からノルマをこなそうと思う。

さて、ここまで読んで、ヨッピーさんに興味を覚えた方は是非「明日クビになっても大丈夫！」読んでみてください！

最後に憧れのヨッピーさんの肖像を貼っておきます！

ではまた！