本当のサイゼリヤの話しをしよう
こんにちは。
皆さんはサイゼリヤのことをどこまで知っていますか？
以前、高飛車な知人と一緒にサイゼリヤに行ったら
「ワタシ、サイゼリヤ初めて来たわ〜」
なんて言っていたのですが、そういう方は明らかに人生を損してます。
サイゼリヤを制する者は、食生活を制す
この言葉の真相を知りたい方は下記をお読み下さい。
本当のサイゼリヤの話しをしよう
２０１９年の日本、家事代行サービス、調理家電、お掃除ロボット等々、様々なテクノロジーがひろがり始めているとはいえ、まだまだ多くの人がこれらの家事を自らの手で行っているのが現状だろう。
昔ながらにお父さんは会社で働き、お母さんが家で家事を切り盛りするというライフスタイルは崩壊しているし、共働きで子育てなどしていようものなら、時間は益々ないだろう。そんな時にあなたの味方になってくれるのがサイゼリヤである。勘違いしないで欲しいのだが、僕は別にサイゼリヤから何か奢ってもらおうという意図があるわけではない。ただ、久しぶりに利用したサイゼリヤがあまりに使える店になっていたので、まだサイゼリヤの恩恵を知らない方にその事実を伝えたいのだ。
さあ、本当のサイゼリヤの話しをしよう。
ちょい飲み利用
こちらのメニューを見て欲しい。
ワインがいくらなのかを見て欲しい。１.５リットルのマグナムボトルで脅威の１０８０円税込みだ。安いからといってダメな味かというと、決してそんなことはない。ちょっとかっこつけたい人は通常サイズのボトルワインを注文しても１０８０円税込みだ。充分でしょ？因みに僕は２５０ミリのデカンタ２００円を頼めばそれで充分だ。はいはい、ワインが安いのね、分りましたよという方、サイゼリヤのサービスはそれでは終わらないのだ…なんと炭酸水が無料なのだ！
つまり、ワインスプリッツァーという、ワインをソーダで割っただけなのに、それっぽい名前で他の店だと６００円くらいとる飲み物が２００円でつくれるのだ！
ワイン飲んでると、もちろんおつまみが欲しくなる。サイゼさんは、もちろん抜かりない。見よ、この豊富なおつまみ達を！
そして、最近のサイゼさんはここから更に我々に創造する楽しさすら供給してくれるのだ！それはメニュー同士の組み合わせだ！サイゼさんが一例として提案してくれているのが、エスカルゴをベースとした組み合わせだ。
①エスカルゴ＋プチフォッか
③エスカルゴ＋ほうれん草のソテー
低価格で味と味を組み合わせる、”創造する楽しさの供給”これが、今のサイゼさんが再び輝く為に見出した黄金のコンセプトなのだろうと僕は感じている。
これはおつまみメニューのみ適応されているわけではなく、メインのパスタにも、デザートにも適応されている。
都会の孤独な民はサイゼに集え
郵便局に”見守りサービス”というサービスがあるのをご存知だろうか？
その名の通り、どこにでもある＋地域密着式の接客を利用して、家族と離れて暮らす高齢者を、郵便局員が見守る業務を提供しますよというものだ。このように、これまでに築かれた信頼関係をベースにファミレスや郵便局は新たな社会的な役割を果たす時が来ている、と考えるのは大袈裟だろうか。
都会に必要なのは、何かに属してはいないが、社会とはつながっていられるゆるい関係性なのではないかと思う。
僕の偏屈な主観だが、田舎は何も無さ過ぎるし、人間関係が窮屈だ。でも、それらを切り離して都会に来ると、その気になれば本当に無縁状態に陥ってしまう。
ある夜、サイゼさんを一人で訪れた僕は店内を見渡した。ジョージ・ルーカス本人かと見間違えるような白人男性がipadを二台使いで「猿の惑星」を見ていたり、ノートにやたらと細かい字で何かを書いている人がいたり、女子大生らしき二人組が就活の苦労話をしたり、 年配のご夫婦がワインで乾杯をしていたりとサイゼさんはファミレスの域を越えて、人が集いゆるくつながる社会的なセーフティーネットをすら形成しているのではないか、と思えた。
先に挙げた組み合わせメニューの楽しみも、楽しい会話のきっかけになることだろう。
あなたが、家族は行き詰まった時、是非サイゼリヤを利用してみてください。２０００円あれば豪遊できます。サイゼリヤで僕を見かけたら、是非一緒に一杯やりましょうね。
それではまた！
