"ギリギリ都内"でリゾート生活
こんにちは、三男坊日記です。
新たに"雑談"というカテゴリーを作ってみました。
どうでも良い話を書こうと思って作ってみました。
まあ、他の記事もどうでも良い話、多くの方には役に立たない話が盛り沢山だと思いますが…
何でも生産性を追いかけると、疲れちゃうので、Googleさんの20%ルールを自己解釈して、20%くらいは、何も考えずに書いてみようかなと。
昨年ね、グアムに行ったんですよ。
⬇️グアム旅行はこちらから。
行く前はビーチリゾートってものに、えらく懐疑的だったのです、僕は。
僕のことを読者の皆さんは、ご存知ないと思いますが、僕と会ったことのある方は、僕とビーチリゾートは、トランプ大統領が小津映画に出演するくらい、似合わないと思うでしょう。
僕だって、そう思います。
グアムを、ビーチリゾートを満喫する自分が想像出来ない…
女子大生がさ、ビーチリゾートとかに旅行に行くじゃないですか、そういうのを見て、もっと何かを学べる旅をせんかい!といらぬ説教を心の中でしてしまう嫌な奴なんですよ、僕は。
そんな僕ですが、グアム旅行…
めちゃくちゃ楽しかった!!!
何故もっと早くにビーチカルチャーを知ろうとしなかったのだろう…
(因みにアメリカでも、太陽ポカポカの西海岸の人達は演劇とか全然興味ないらしい。演劇の発展には寒くて暗い気候が必須のようです。ロンドンとかニューヨークとか。)
何が楽しいって、光輝く太陽と、透明なエメラルドグリーンの海、美味しい食べ物。もう、これが揃ってれば、人間あとは何も求めないもんですね。
○○大聖堂とか、○○城を見て回るとかじゃなくて、朝寝坊気味に起きて、朝食バイキングを食べて、少し休んだら、海で泳いで、魚を眺めて、ホテルのプールサイドでバスケをやって、シャワーを浴びて、夕食に出かけるという生活。
疲れたら本読んだり、ネットを見たり。
(○○大聖堂や○○城を見て回る文化的な旅にも、もちろん行きたいと思ってますよ)
あ〜楽しい生活だったなぁと思い返していて、ふと気付いた。
あれ、俺都内でも同じような生活してる!
どういうことか説明しましょう。
僕は都内の片隅"ギリギリ都内"で生活しているのですが、我が家の周りには、徒歩5分圏内に
・ジム(綺麗なプール付き)
・図書館
・ヴィドフランス
・セブンイレブン(徒歩1分)
がある。
グアムのビーチリゾート生活の詳細を更に細かく考えると、
朝ゆっくりめに起きる、美味しいパンとコーヒーで小腹を満たし、直ぐに海かプールで泳ぐ、一眠りして、美味しいご飯とお酒を飲んで寝る。
僕は、このサイクルに満足感を覚えていたのですが、自宅をホテルと考えれば、朝ゆっくりめに起きて、ヴィドフランスで軽い朝食を済ませ、ジムで泳いで心地よい疲労感を覚えて、サイゼリヤで安くて美味しい料理とワインを頂き、眠りに帰る。
というビーチリゾート的な生活を都内でも既に実現しているではないか!という事実に気付いたのです。
敢えて違いを言えば、海がないくらいです。
この住環境って、案外都心だと中々実現出来ない気がします。
あとちょっと行くと東京都じゃなくなる地域、"ギリギリ都内"は、リゾート環境を求めるなら結構狙い目です。人も都心より少なくて、ゴミゴミしてませんしね。
都会と田舎で二拠点居住ってライフスタイルもありますよね。
都会の利便性や洗練を享受しながら、田舎のホッコリ感や自然に囲まれてる感も欲しいっていうわがままな願いね。
"ギリギリ都内"だと二拠点を行き来しなくても、それを実現してくれます。
まとめますと、
・グアム旅行は超良いよ
・ギリギリ都内の住環境は侮れないよ
という話でした。
読んで頂きありがとうございました。
それではまた!
エディンバラ演劇祭 参加のメリット、デメリットまとめ④
こんにちは、三男坊日記です。
前回は、エディンバラ演劇祭で、星と批評を獲得するのが如何に大切か書きました。
kazuakimaruyama.hatenablog.com
CLOSED Win Tickets To Watch Thinking Drinkers’ “Heroes of Hooch” At Edinburgh Fringe - Secret London
さて、今回はエディンバラ演劇祭に公演する為に行くのではなく、エディンバラ演劇祭を観光で楽しむポイントを紹介したいと思います!
ロンドンなら行ったことある方も多いかもしれませんが、エディンバラは日本人にはあまり馴染みありませんよね。
エディンバラの旧市街は、世界遺産にも登録されるほどの、美しい歴史的な街並みが拡がっています。
僕達が英国と聞いてイメージするタータンチェックやウィスキーなどは、エディンバラの名産品であることが多いのです。
エディンバラ演劇祭は、旧市街を中心としたいくつもの劇場で開催されるのですが、この旧市街も歩いて回れるくらいの、小じんまりとした街なので、滞在しやすいですよ。
治安は良いの?
エディンバラはスコットランドの主都ですが、街の規模も大き過ぎず、とても過ごし易い街です。
そこに住む人達も、のんびりとして、温厚な方が多かったですね。観光地なので、旅行者にも慣れてる感じです。女性が夜一人で街を歩いても、そこまで危険な感じはしません。もちろん注意は必要です。
僕は1か月滞在していたのですが、2,3回くらい現地の若者に「Hey,chainese!」とからかわれた記憶がありますが、まあ、こういう軽いアジア人差別は、ヨーロッパ圏に行けば、どこでも少しは残ってるんじゃないですかね、残念ながら。
エディンバラの前にオランダに少し立ち寄りましたが、個人的にはオランダの方が危険な香りがしましたね、あくまで僕個人の感想です。
8月でも寒い
演劇祭の開催される8月でもエディンバラは寒いです。
ダウンが必要なくらい寒いです…日中太陽が出ればそれなりに暖かいのですが、夜は結構冷えます。
そして、良く雨が降るんです。
ストリートパフォーマンスで汗をかく→雨にうたれる→気温が下がる→風邪ひくのコースを辿ることがあります。
ユニクロのフード付きダウンとかあれば、ギューっとコンパクトにすれば、かさばらないし、何かと便利だと思います。
そして、石畳みがボディーブローのように膝、腰にきます。多分、中世のままの石畳み街道が多いのですが、これがかなりゴツゴツしていて大変です。雨降った後の滑りやすい路面+石畳みなので、間違ってもヒールなど履いて行かないように!
因みにエディンバラの女の子達は、ドクターマーティン率が高かったですよ。
演劇祭にはいつ行けば良いの?
これは、ずばり演劇祭の中盤から後半にかけて行くのが良いと思います。
8月の15日〜20日頃ですかね。
最初の有象無象が集まって、右も左も分らない状態から、良いショーは、5つ星や4つ星を獲得して、批評も出てきます。そして、良いショーは劇場の前に行列ができます。
なので、劇場を通りがかって、行列ができているショーがあったら要チェックですね。
言葉が分らないけど楽しめるの?
エディンバラ演劇祭には、台詞劇だけでなく、ミュージカル、オペラ(簡易的なね)、コンテンポラリーサーカス、コンテンポラリーダンス、マジック、キャバレーショーと英語が分らなくても楽しめるショーが、沢山あるので心配いらないと思いますよ。
僕も英語分らないのですが、それでも台詞聞いてると、なんか言ってること分ってきます。それだけ、俳優さんの熱で伝わるものがあるんでしょうね。
ブロードウェイやロンドンに有名ミュージカルを観に行くのも楽しいかもしれませんが、まだ未完成で実験的なアーティスト達の熱いクリエイティブパワーを直に浴びる経験は本当に楽しいですよ。
舞台関係者には、もちろん刺激的でしょうし、そうでない方にも忘れられない体験が待っているんじゃないですかね、是非行ってみて下さい、エディンバラ!
読んで頂き、ありがとうございました。
それではまた!
エディンバラ演劇祭 参加のメリット、デメリットまとめ③
こんにちは、三男坊日記です。
前回、前々回とエディンバラ演劇祭での、収支と準備について書きました。
Doing the Fringe on a budget | Edinburgh Festival Fringe
写真は⬆️より引用してます。
kazuakimaruyama.hatenablog.com
kazuakimaruyama.hatenablog.com
エディンバラの星と批評
今回はエディンバラで獲得する星と批評について、書きたいと思います。
僕達は残念ながら5つ星は獲得できなかったのですが、4つ星はいくつかのメディアから獲得することができました。ついでに、かなり良い批評も書いて貰えました。
もちろん、酷評されることもありましたが、まあ気にしすぎてもしょうがありませんしね。(余談ですが、このマインド結構大切ですよ。というのは、エディンバラ演劇祭には、
星をゲットできたら、その記事を大量にプリントアウトして、チラシにくっつけます。そして、「俺達のショーは4つ星をゲットした面白いショーだぞーー!!!」とドヤ顔でチラシを配ることができます。
演劇祭も後半になると、全体的にだれた雰囲気が出てきます。明暗が分かれてくるというか、うまくいっていないショーは良くない流れみたいなのを引きずって、諦めモードになっていきます。
逆に、演劇祭前半でメディアに上手くアプローチできれば、演劇祭中頃から後半にかけて、メディアに批評が掲載され始めるので、今度はそれを使って宣伝していくわけです。
異国の地で、自分の作ったものが評価されるというのは、やはり嬉しいものです。
星と批評の使い方
さて、このエディンバラ演劇祭で獲得した星や批評をどう役立たせることができるのか?
恐らく英語圏の国の舞台業界の人間であれば、エディンバラフリンジは誰でも周知のイベントなので、そこで獲得した星や批評によって、信頼を獲得することができます。
前回の記事で、僕達は残念ながらエディンバラでオファーをゲットできなかったと書きましたが、その後、エディンバラで獲得した星と批評を使うことで、オーストラリアのアデレードの劇場に招待してもらうことができました。
あなたが、どんなに才能に溢れ、良い作品を作る自信があったとしても、それを現実的に形にし、他者に認めてもらわなければなりません。
アデレードではOzAsia Fesというイベントに呼んで頂いたのですが、アデレード劇場の広報の方も、僕達のエディンバラでの批評をプロモーションに使っていました。
エディンバラを皮切りに、いろんな国のフェスを渡り歩いたり、劇場に呼んで貰いたいと思うのであれば、演劇祭前半からエディンバラの現地メディアにどんどんアプローチして下さい。
"meet the media"というフリンジ参加者とメデイアがお見合いするみたいなイベントもあるので、そういうイベントにも積極的に顔を出して下さい。引き蘢り気質の僕も頑張って交流会に出席したので、あなたも頑張ってください!
エディンバラの注目メディア
メディアの種類として、
地元新聞の"Scotsman"
"LIST"
"Broadway Baby"
"The Guardian"
あたりを良く見かけますね。
さらに今はネットメディアも沢山あると思います。どのメディアの信頼度が高いのかは、正直分りませんが、個人的には、新聞>雑誌>ネットメディアかなと思います。
ネットメデイアの価値は今後更に高まっていくと思うのですが、パブリックな劇場とやりとりすると、やっぱり新聞信仰は生きているような気がします。
みなさん、エディンバラ演劇祭参加の際は、メデイアへのアプローチは怠らないで下さいね!
読んで頂き、ありがとうございました!
それではまた!
エディンバラ演劇祭 参加のメリット、デメリットまとめ②
こんにちは。
前回はエディンバラ演劇祭参加のメリット、デメリットまとめ①で、ざっくり収支について書きました。
kazuakimaruyama.hatenablog.com
今回はエディンバラ演劇祭参加に向けて準備すべきことについて、書きたいと思います。
もし、あなたがエディンバラ演劇祭に参加するとしたら、やっぱり成功したいですよね?
エディンバラ演劇祭は、世界中から数千ものショーが昼夜を問わずしのぎを削る、まさに舞台芸術界のレッドオーシャンなので、何も対策を立てないと普通に埋もれます…
では、どのような準備はするべきか?
Edinburgh Festival Fringe (2–26 August 2019) | Edinburgh Festival
準備は一年前からすべし
まず、準備期間をどの程度とるか。
最低でも1年は欲しいですね。次年の劇場予約開始が確か、前年の年末頃から始まります。(2020年に参加するとしたら、2019年の年末ってことです)
可能であれば、劇場を借りて公演する前年に現地を訪れて、事前視察をすると良いと思います。エディンバラの街の規模感、どういうポスター、チラシが目を引くのか、演劇祭の雰囲気、パフォーマンスのレベルなどを実際に自分の肌で感じるのが一番です。
僕達も視察に行き、ついでに軽くストリートパフォーマンスでもやるかあ!と息巻いていたら、周りのパフォーマーのレベルが高くて(普通にあんた、元シルク・ド・ソレイユにいたでしょ!みたいな人沢山います)、これは何か対策を講じないとまずい、と感じました。
high streetを攻略すべし
旧市街の一番の目抜き通り、high street(ハイストリート)を攻略しましょう!
エディンバラ観光のハイライトであるエディンバラ城に辿り着くには、必ずこの通りを通らなければなりません。
なので、沢山の観光客が訪れますし、演劇祭の参加者も大勢ここを街頭宣伝の拠点とします。もう常にハロウィンの渋谷みたいになってます。ハイストリートにいる人をどれだけ劇場に連れて来れるかが、まずは集客の第一段階となります。
つまり、あなたの公演する劇場がハイストリートから、近ければ近いほど、他の参加者に対して優位に立つことができます。
仮にあなたの撒いたチラシや宣伝パフォーマンスに興味を示してくれた方がいたとして、
「ここから歩いて5分の劇場でやってるよ」
と言うのと
「ここから歩いて20分の劇場でやってるよ」
と言うのでは、勝敗は明らかです。
演劇祭開催中のハイストリートは、宣伝の為のパフォーマンス合戦が昼夜繰り広げられます。また、劇場公演の参加者だけではなく、プロの凄腕ストリートパフォーマーが集まるので、注目を得るのは熾烈な競争となります。
では、どのようなパフォーマンスを宣伝の為に準備すべきかを考えてみましょう。
3タイプのパフォーマンスを用意すべし
僕は以下の3つを提案します。
・ブース用パフォーマンス、2分×3作品
・ウォーキングアクト系
・「音」を使うべし
ハイストリートは、ストリートパフォーマーの専用エリアと劇場公演者用の宣伝ブースとに分かれています。前者はガチで投げ銭を稼ぎに来ているので、この二者がかち合わないように、フリンジ側も配慮しているというわけです。
ここで意識すべきは、通りを歩く人達はあなたのパフォーマンスを見るのが目的でそこにいるわけではない、という大原則です。
なので、通りを行く人を立ち止まらせ、短時間で興味を持ってもらわなければなりません。その制限時間はシビアに2分が最長です。
2分のパフォーマンスで、テイストの異なるパフォーマンスを3つ用意して、道行く人の反応を伺いながら、状況に応じてパフォーマンスを変化させてください。あるネタがウケていれば、それを盛ってみたり、ウケが悪ければ、短縮したりするわけです。
そして例えば「笑い」、「驚き」、「美しさ」などパフォーマンスのテーマを意識的に変えて下さい。
ブースでのパフォーマンスの肝は、人が集まった時点でどんどん、チラシを撒いていくことです。人だかりはすぐに消えてしまうので、とにかく人が集まった最大風速時を見逃さないことです。
注意点として、ブースでのパフォーマンスを連発すると、かなり体力を消耗します。ただでさえ、慣れない異国の地、毎日の本番もこなさなくてはならない。しかも、エディンバラの冷たく変わりやすい天候、焦らずペース配分を守ることも大切です。
さて、ブースでのパフォーマンスに加えてウォーキングアクトのパフォーマンスも用意して下さい。要は”練り歩き”です。スローモーションウォークなどができれば、集団で行ってチラシを撒けば、かなり貰ってくれます。須藤元気さんのワールド・オーダーのウォークとか参考になると思います。これなら体力の消耗も抑えられて、コスパ良くチラシが撒けます。
その際、何かパフォーマンスに「音」の要素を加味できると、より注目を集めることができると思います。歌や楽器演奏など「音」で人を惹き付ける意識を持ってください。
日本のお祭りでも、遠くからお囃子が聞こえてきたりすると、何だろう?と行ってみたりしますよね?あれを利用するのです。
専任のマネジメント担当を用意すべし
パフォーマーは、どうしても目の前のお客さんを楽しませることに熱中してしまいます。これはパフォーマーの性です。
なので、パフォーマーの他に冷静な頭でマネージメントを担当する人材を用意して下さい。
そんな人材を雇う余裕ないよ!というのが、大半の方の意見だと思います。僕達もそうでした。でも、あなた達はエディンバラにオファーを勝ち取る為に渡航しているのだという本分を忘れてはいけません。
劇団内に交渉事に長けた人材がいれば、その方の他の仕事の重みを軽減してあげるとか、少しでも対策を立てて下さい。
何故かと言うと、ハイストリートには、各国のフェスのディレクターやバイヤーが沢山フラフラしてます。一枚でも多くの名刺をゲットして、可能であれば食事のアポをとり、あなた方の団体のプレゼンをして下さい。
僕は、U.K国内の他のフェスやポーランド、ノルウェー、イタリア、台湾、フランス、韓国など沢山のバイヤーと名刺交換しましたが、その後のツメが甘くエディンバラではオファーをゲット出来なかったんです。だから、みなさんには是非頑張って欲しいのです!
以上、ざっくりと思いつくままに、エディンバラ演劇祭に参加する為に準備することを書いてみました。今は更にネット戦略やSNSの運用も視野に入れなくてはいけないと思うのですが、アナログ的なフェーストゥフェースの力はエディンバラのような短期集客には、相変わらず有効だと思います。
次回はエディンバラで獲得する星や批評について書きたいと思います。
読んで頂き、ありがとうございました!
それではまた。
エディンバラ演劇祭 参加のメリット、デメリットまとめ①
こんにちは。
演劇、ダンスの世界で、海外公演を視野に入れている方なら、一度は耳にしたことがあるスコットランドのエディンバラ演劇祭、Edinburgh festival fringe(通称フリンジ)。
8月も終わりの近づいて来た今、まさに盛り上がりも最高潮ですね。
Aesthetica Magazine - The Edinburgh Fringe Festival 2016: Preview Participants
⬆️より引用、こんな感じで古都エディンバラが一月お祭り騒ぎですわ。
【送料無料・営業日15時までのご注文で当日出荷】(新品DVD) 世界遺産 イギリス編[エディンバラの旧市街と新市場他/ウェストミンスター宮殿と修道院他] JPSD-008 価格:500円 |
エディンバラ演劇祭で、2010年に僕達は一ヶ月公演してました。
ブログを書いていて、良く”人が欲しい情報を提供しましょう”みたいなことが言われていて、ふと、振り返ってみると、僕には、そんなお手持ち情報がまるで思い当たりません…不動産、金融、保険、海外旅行等々、なんも専門知識がない…
ふと、tap doというタップダンスのカンパニーが、今年もエディンバラ演劇祭に参加しているのをfbで見て、そうだ、これからエディンバラ演劇祭を目指す方に向けて記事を書いてみようと思いました。
エディンバラ演劇祭を目指している劇団さんやダンスカンパニーさんがいらっしゃれば、何かしら役に立つ情報があると思うので、是非読んでみてください。
ざっくり収支報告
まあ、一番気になりますよね。いくらかかるのよ、と。
僕達のグループは構成メンバーが5人、その5人で初期費用を負担することにしました。一人40万円を持ち出したので、40万円×5=200万円です。
渡航メンバーは、これに音響、照明のスタッフさんの計7名。現地で通訳の方と合流し、8名で一ヶ月間、フラットを借りての共同生活でした。
200万円で、
・渡航費
・劇場使用費
・滞在費
・広告費
を捻出しました。
音響や照明のスタッフは、現地の方を雇う方法もあります。
費用は自己負担でもエディンバラ演劇祭を体験したい舞台人はいるでしょうから、そこはご自身の人脈を活用して出来るだけコストカットしたいですね。
また、エディンバラ郊外にIKEAがあるはずなので、椅子や机などを舞台で使用する場合、現地調達も可能です。
⬇️お土産で買ったシングルモルト、めちゃくちゃ美味しいです
シングルモルトウィスキー グレンキンチー 12年 700ml 価格:3,878円 |
さて、収入はシンプルに動員数×チケット代です。
僕達は約一ヶ月、23回の公演回数で、約1500名を動員しました。
チケット代は確か15£くらいだったと思うので、ざっくり計算すると1500×15=22.500£、1£=125円とすると、約280万円。
ここから、7:3とかで劇場にバック、また1500名全てが有料入場者というわけではなく、宣伝の為に半額や無料チケットもまいたので、収益的には赤字です。
かかった経費すら賄えませんでした…ふぅ…
今ならクラウドファンディングや、エディンバラ演劇祭に挑戦する様子を配信するとか、他で収益を上げる方法もあるかもしれません。
では、自己負担をしてまで、エディンバラ演劇祭に参加する価値は何か?
次回はこのテーマについて書きたいと思います。
読んで頂き、ありがとうございました!
それではまた!
佐藤航陽さん著「未来予測の技法」を読む
こんにちは。
あなたは、iphoneのアイデアを持ち、20年前の世界にタイムワープして、巨万の富を築きたい、と考えたことはないだろうか?
恥ずかしながら、僕はあります。というか、しょっちゅうそんなこと考えてます。
iphoneに限らず、何かしらsnsのアイデアでを持って過去に行けたら…
これからの未来で何が必要とされるかを予測できれば、あなたや僕は、新しい時代のスティーブ・ジョブスやジェフ・ベゾスやラリー・ペイジになれるかもしれない。はい、そこ笑わないように!
僕はパントマイムという、ニーズを見出すことが難しいものに、20年近く時間と労力を注いでしまった。だから、未来に役立つ新しい知識やスキルを身に付けたいという思いが、とても強いのです。
(補足:舞台活動を通して沢山の素敵な方々と出会い、また得難い経験を得ることができたのは、とても幸運なことでした。でもですね、例えば、パントマイム、講師、求人と検索しても、求人は0です。20代100人に50万円払って、プログラミングとパントマイムのどちらを学びますか?と聞けば、99人はプログラミングです、と答えるだろう。パントマイム学びたいって人には、僕が一杯奢ります。)
特にここ最近、世事に疎い僕でも、世界がもの凄い勢いで未来に向かっているのを感じます。もちろん、時代の流れなんか無視して、今のままの生活を続けることも良いかもしれない。
だけど、未来を予測して、先行者になれば、多くのチャンスを得ることが出来るだろう。
そんな僕の考えに共鳴する方は、ぜひこちらの本を読んで頂きたい。
「未来予測の技法」佐藤航陽著
未来予測の技法 時代を先読みし、チャンスを生み出す/佐藤航陽【1000円以上送料無料】 価格:1,620円 |
この本、かなりの良書です。僕は図書館で借りて一度読了した後に、所有すべきだなと思い購入しました。
著者の佐藤航陽さんは、「お金2.0」でも有名な方ですが、もうソクラテスかプラトンの生まれ変わりなんじゃないかと思うほど聡明な方です。あくまで本を読んでの僕の勝手な印象なのですが。
「お金2.0」はこちら⬇️
価格:1,620円 |
一読しただけでは、佐藤さんが本の中で語られていることを全て理解するのは難しいです。みなさんへのご紹介までに、僕が面白いなあと思ったトピックを一つ紹介したいと思います。
・テクノロジーの進化で、私達は自分の脳以外の知性に寄り添って生きるようになる
こんなことを言うと、まるでSFの世界のようですが、実は人類はこれを古くから行っています。
それは何か?私達は文字というツールを本というテクノロジーにして、知性を他者に伝えることに成功しました。本を通して先人の知性を継承した私達は、それにより生存確率を高めてきたのです。
今はGoogleで検索すれば、先人の知性に加え同時代人の知性も活用することができます。
これから先、スマートフォンからウェアラブルデバイスとなり、はては脳に直接装着するデバイスが出来た時、どのような現象が起きるのでしょうか。
自己と他者の境界線を何で引くのかは難しい問題ですが、仮に各人が持つ知性でその線引きをした場合、人類共有の知性に、全人類がアクセス可能となれば、もはや自己と他者の境界線はかなり曖昧になります。
あ、あ、あたまから湯気が出てきたので、内容についての紹介はこのくらいにしておきます。テクノロジーが私達の社会、人間関係、個人をどのようにアップデートしていくのか、様々な考察がされておりますので、ご興味のある方は是非読んでみて下さい。
読書に疲れたら温泉にでも⬇️
読んで頂き、ありがとうございました。
それではまた!
楽しむことを忘れずに、無職旅さんの動画を見て思うこと。
みなさん、こんにちは。
最近、無職旅さんの動画を良く見ています。
イタリア旅2019その4 フィレンツェ朝の散歩、おしゃれなカフェの朝食と中央市場【無職旅】【旅行記】
無職旅さんの動画、心地良いですよねえ。
無職旅さんの動画を見てると、「仕事辞めて旅に出てえなあ〜」って思います。
無職旅さんが、良く口にする言葉があります。
それは「楽しいなあ〜」です。
楽しいか…そういえば僕は、無職旅さんのように、「楽しいなあ〜」って言葉が、身体の中から久しく出ていない気がする。みなさんはどうですか?
僕は文章を書くの好きなので、こうしてブログを書くのは楽しいのですが、「楽しいなあ〜」と言葉が出てくる感じとは違うなあ。なんか、淡々と何かを積み上げている充実感がある感じです。それも好きなのですが。
先日、「20歳の自分に受けさせたい文章講義」という本の記事を書きました。
kazuakimaruyama.hatenablog.com
この本の中では、いくつか文章の基本を教えてくれます。
例えば、文章構成の基礎として、「起論・本論・結論」の三段構成が挙げられています。
文字数としては、全体を1000字とすれば、起論200字、本論600字、結論200字を目安にすると良いですよ、なんて書いてあります。
僕もほお〜と思って、そのセオリーに従って文章を書いてみると、規則を重んじ過ぎて、なんか堅苦しい文章になってしまいました。そして、なんか楽しくない…
(補足、「20歳の自分に受けさせたい文章講義」はとても良い本ですよ。勘違いなさらずに!)
新しい知識やスキルを身に付けるには、既存のセオリー、ルール、規則を学ぶことは大切です。
しかし、そもそもの根幹である、やってみたら楽しいって感触、気持ちを忘れちゃあいけないなあ、と無職旅さんが無邪気に「楽しいなあ〜」とつぶやく動画を見て思ったのでした。
その人がその人らしく、無理せずに自然体でいられるとか、誰にも頼まれてもいないのに、暇があればやってしまう行為とか、自分が何に向いているか見極めるのには、大切な要素かも。
サッカー観てても、「楽しむ」を根幹に置くロナウジーニョや中島翔哉選手のプレーは、やっぱり見ていて心躍りますもんね。
我慢の対価としてお金を稼ぐのか、好きなことしてお金を稼ぐのか?
好きなことで稼げるほど世の中あまくない、喝!って言われちゃいそうですが、好きで好きで仕事をしている人と、嫌で嫌で仕事をしている人がいたら、付き合いたいのは、好きで好きで仕事をしている人ですよね。
だから、無職旅さんのように、好きなことをしている人は、自然と腹の底から出てくる「楽しいなあ〜」がつぶやけるのかもしれません。
僕もあなたも、それがまだの方は「楽しいな〜」がつぶやけるようにがんばりましょう。
あっ楽しむことを忘れずに!
読んで頂き、ありがとうございました。
それではまた!