佐藤航陽さん著「未来予測の技法」を読む
こんにちは。
あなたは、iphoneのアイデアを持ち、20年前の世界にタイムワープして、巨万の富を築きたい、と考えたことはないだろうか?
恥ずかしながら、僕はあります。というか、しょっちゅうそんなこと考えてます。
iphoneに限らず、何かしらsnsのアイデアでを持って過去に行けたら…
これからの未来で何が必要とされるかを予測できれば、あなたや僕は、新しい時代のスティーブ・ジョブスやジェフ・ベゾスやラリー・ペイジになれるかもしれない。はい、そこ笑わないように!
僕はパントマイムという、ニーズを見出すことが難しいものに、20年近く時間と労力を注いでしまった。だから、未来に役立つ新しい知識やスキルを身に付けたいという思いが、とても強いのです。
(補足:舞台活動を通して沢山の素敵な方々と出会い、また得難い経験を得ることができたのは、とても幸運なことでした。でもですね、例えば、パントマイム、講師、求人と検索しても、求人は0です。20代100人に50万円払って、プログラミングとパントマイムのどちらを学びますか?と聞けば、99人はプログラミングです、と答えるだろう。パントマイム学びたいって人には、僕が一杯奢ります。)
特にここ最近、世事に疎い僕でも、世界がもの凄い勢いで未来に向かっているのを感じます。もちろん、時代の流れなんか無視して、今のままの生活を続けることも良いかもしれない。
だけど、未来を予測して、先行者になれば、多くのチャンスを得ることが出来るだろう。
そんな僕の考えに共鳴する方は、ぜひこちらの本を読んで頂きたい。
「未来予測の技法」佐藤航陽著
未来予測の技法 時代を先読みし、チャンスを生み出す/佐藤航陽【1000円以上送料無料】 価格:1,620円 |
この本、かなりの良書です。僕は図書館で借りて一度読了した後に、所有すべきだなと思い購入しました。
著者の佐藤航陽さんは、「お金2.0」でも有名な方ですが、もうソクラテスかプラトンの生まれ変わりなんじゃないかと思うほど聡明な方です。あくまで本を読んでの僕の勝手な印象なのですが。
「お金2.0」はこちら⬇️
価格:1,620円 |
一読しただけでは、佐藤さんが本の中で語られていることを全て理解するのは難しいです。みなさんへのご紹介までに、僕が面白いなあと思ったトピックを一つ紹介したいと思います。
・テクノロジーの進化で、私達は自分の脳以外の知性に寄り添って生きるようになる
こんなことを言うと、まるでSFの世界のようですが、実は人類はこれを古くから行っています。
それは何か?私達は文字というツールを本というテクノロジーにして、知性を他者に伝えることに成功しました。本を通して先人の知性を継承した私達は、それにより生存確率を高めてきたのです。
今はGoogleで検索すれば、先人の知性に加え同時代人の知性も活用することができます。
これから先、スマートフォンからウェアラブルデバイスとなり、はては脳に直接装着するデバイスが出来た時、どのような現象が起きるのでしょうか。
自己と他者の境界線を何で引くのかは難しい問題ですが、仮に各人が持つ知性でその線引きをした場合、人類共有の知性に、全人類がアクセス可能となれば、もはや自己と他者の境界線はかなり曖昧になります。
あ、あ、あたまから湯気が出てきたので、内容についての紹介はこのくらいにしておきます。テクノロジーが私達の社会、人間関係、個人をどのようにアップデートしていくのか、様々な考察がされておりますので、ご興味のある方は是非読んでみて下さい。
読書に疲れたら温泉にでも⬇️
読んで頂き、ありがとうございました。
それではまた!