エディンバラ演劇祭 参加のメリット、デメリットまとめ①
こんにちは。
演劇、ダンスの世界で、海外公演を視野に入れている方なら、一度は耳にしたことがあるスコットランドのエディンバラ演劇祭、Edinburgh festival fringe(通称フリンジ)。
8月も終わりの近づいて来た今、まさに盛り上がりも最高潮ですね。
Aesthetica Magazine - The Edinburgh Fringe Festival 2016: Preview Participants
⬆️より引用、こんな感じで古都エディンバラが一月お祭り騒ぎですわ。
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エディンバラ演劇祭で、2010年に僕達は一ヶ月公演してました。
ブログを書いていて、良く”人が欲しい情報を提供しましょう”みたいなことが言われていて、ふと、振り返ってみると、僕には、そんなお手持ち情報がまるで思い当たりません…不動産、金融、保険、海外旅行等々、なんも専門知識がない…
ふと、tap doというタップダンスのカンパニーが、今年もエディンバラ演劇祭に参加しているのをfbで見て、そうだ、これからエディンバラ演劇祭を目指す方に向けて記事を書いてみようと思いました。
エディンバラ演劇祭を目指している劇団さんやダンスカンパニーさんがいらっしゃれば、何かしら役に立つ情報があると思うので、是非読んでみてください。
ざっくり収支報告
まあ、一番気になりますよね。いくらかかるのよ、と。
僕達のグループは構成メンバーが5人、その5人で初期費用を負担することにしました。一人40万円を持ち出したので、40万円×5=200万円です。
渡航メンバーは、これに音響、照明のスタッフさんの計7名。現地で通訳の方と合流し、8名で一ヶ月間、フラットを借りての共同生活でした。
200万円で、
・渡航費
・劇場使用費
・滞在費
・広告費
を捻出しました。
音響や照明のスタッフは、現地の方を雇う方法もあります。
費用は自己負担でもエディンバラ演劇祭を体験したい舞台人はいるでしょうから、そこはご自身の人脈を活用して出来るだけコストカットしたいですね。
また、エディンバラ郊外にIKEAがあるはずなので、椅子や机などを舞台で使用する場合、現地調達も可能です。
⬇️お土産で買ったシングルモルト、めちゃくちゃ美味しいです
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さて、収入はシンプルに動員数×チケット代です。
僕達は約一ヶ月、23回の公演回数で、約1500名を動員しました。
チケット代は確か15£くらいだったと思うので、ざっくり計算すると1500×15=22.500£、1£=125円とすると、約280万円。
ここから、7:3とかで劇場にバック、また1500名全てが有料入場者というわけではなく、宣伝の為に半額や無料チケットもまいたので、収益的には赤字です。
かかった経費すら賄えませんでした…ふぅ…
今ならクラウドファンディングや、エディンバラ演劇祭に挑戦する様子を配信するとか、他で収益を上げる方法もあるかもしれません。
では、自己負担をしてまで、エディンバラ演劇祭に参加する価値は何か?
次回はこのテーマについて書きたいと思います。
読んで頂き、ありがとうございました!
それではまた!