Tape Face(テープフェイス)ことサム・ウィルズを見て思うこと
こんちは、三男坊日記です。
中田敦彦さんのYoutube大学で紹介されていた「WHY BLOCK CHAIN」を読み終わりました。
こちらです⬇️
WHY BLOCKCHAIN なぜ、ブロックチェーンなのか?【電子書籍】[ 坪井大輔 ] 価格:1,728円 |
読みやすかったので、すぐ読めました。
しかし、僕が理解しているとは言い難く、当初は読み終わった後に、このブログでも内容を要約して、紹介しようと考えていたのですが、それは専門の方がやるべきだなと思いまして、辞めときます。
まあ、ということで僕の専門である?エンタメ界隈の話しをダラダラとしたいと思います。
みなさん、この顔に見覚えありますか?
⬆️こちらの方がTape Faceさんこと、サム・ウィルズさんです。
現代のクラウンですよね。クラウンって、単純に言えば道化のことです。サーカスの幕間に下らないことやる人達がいますよね、あの方達のことです。
僕は、このクラウンという存在が大好きなのですが、クラウンの何が自分は好きなのかを考えてみると、
・世の中にアンチテーゼを投げかける
・技術武装をしない
・重くならずに、どこまで軽い芸風
昨今、この産業は消えるだの、この産業は生き残るとか良く議論されるじゃないですか。
でも、そんなことばっかり考えて生きてたら、楽しくともなんともないと思うんですよね。
意義のあることばかりに従事したら、どこかでなーーーんの意味もない、下らないことをしたくなると思うんですよね。そんなの僕だけかなあ。
身体に良いとされるものばかり食べていたら、ジャンクなもの食べたくなりませんか。
どこかで人は生きる矛盾を笑い飛ばしてしまいたいんじゃないかな、だって死ぬと分って生きるという大きな矛盾を生まれてからずっと抱えているわけですし。
技術武装しないってのは、芸事である以上、磨き込まれた芸を見せようとパフォーマーは舞台に上がります。でも、その矜持が暑苦しい時が良くあります。凄いのは、もう分ったよーみたいなことです。
実際、舞台に立つというのはとても怖いことだから、自分をストイックに追い込んで、とにもかくにも「凄み」を出そうとするものですが、そういう気負いを手放したパフォーマーが僕は好きです。
そして、どこまでも身軽であること。社会的なメッセージ性がないと作品じゃないって考えからか、例えば、無理矢理”環境破壊反対”みたいな道徳観を後付けする作風も苦手です。いや、もちろん黒澤映画、手塚漫画、宮崎アニメのように、そういう道徳観を必然的に内包しているのであれば良いと思うのですよ。なんか、後付けされてる感がまずいと思うのですよ。
エンタメはエンタメ以上でも以下でもないのだから、不要な意義を付け出すと、なんか重くなると思うんですよね。そもそも、そのコンテンツに枠をはみ出す力を見出すのは、観客のほうだと思うし。
そこらへんにあるようなガラクタで、「その手があったか!」という驚きと、くだらねえなあと数秒間でも笑わせてくれるだけで、充分クリエイティブだと思う。
というわけで、こちらがTape Faceさんです。
Tape Face Auditions & Performances | America's Got Talent 2016 Finalist
読んで頂きありがとうございました。
それではまた。