くさらずやり続ける、岡崎慎司選手の凄さ
もう本当にプレースピードが速いし、フィジカルの強度は強いし、チームの戦術的結束が素人目にもあきらかで、見ていて楽しいです。
しかし、プレミアリーグは日本人サッカー選手にとっては、鬼門と言われます。
テクニック、献身性、敏捷性に優れる日本人選手ですが、やはり海外選手に比べると、フィジカル面で見劣りしてしまうのは、否めません。
あの香川真司選手も、プレミアの強豪マンチェスター・ユナイテッド在籍時は苦戦を強いらました。
今シーズン、プレミアに在籍する日本人選手は、のきなみベンチスタート…
そんな厳しいプレミアリーグですが、かつてプレミア優勝チームで主力として活躍した選手がいます。そう、岡崎慎司選手です。
サッカー通の方には有名なミラクル・レスターの話しです。
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ミラクル・レスターとは?
シーズン当初、レスターの目標は一部残留だったでしょう。
賭け好きの英国人達は、プレミア優勝チームも賭けの対象にします。
レスターのオッズはなんと5001倍!
まあ、ものすごく優勝の可能性は低い、と思われていたわけです…
しかし、まるで漫画のように、才能を開花させた選手達が、あれよあれよと強豪達を下し、最終的にはプレミアリーグを制覇してしまったのです。
岡崎選手の何が凄いのか?
失礼な話しですが、岡崎選手は足もそこまで速くない、というか遅いし、分り易いテクニックも持ち合わせていません。こんな本も出版しているくらいですからね。
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レスターは、俊足フォワード、ヴァーディーを攻撃の軸にすえていました。
そのヴァーディーの相棒を誰にするか?が常に議論になります。
レスターもプレミアのチームですから、岡崎選手以外にも、優秀なフォワードがいました。
しかし、岡崎選手を起用すると、不思議とヴァーディーとの相性もぴったりで、チームの調子が上向きました。
専門的な話しだと、岡崎選手のオフ・ザ・ボールの動きの良さ、守備への献身性、チームを鼓舞するメンタリティなどが話題になります。
要はゴールやアシストなど、分りやすい部分ではなく、黒子としての活躍が凄いということです。
目の肥えたプレミアのサッカーファン達は、そんな岡崎選手をレスター躍進の立役者として、評価していました。
岡崎選手の葛藤
ただ、岡崎選手の中には常に葛藤があったようです。
そのシーズン、エースフォワードのヴァーディーは25得点、岡崎選手は5得点。
やはり、フォワードは点がとれてなんぼです。
周囲から求められ、評価もされる黒子としての能力と、本来自分がありたい姿とのギャップ。
こういう思いって、僕もありますし、皆さんにもありませんか?
岡崎選手はそんな現状に、どう立ち向かったのか?
僕も詳しいことは知りません。
でもきっと、岡崎選手はくさらずに、やるべきことをやり続けているのだと思います。現実と理想のギャップを少しでも埋めるために、泥臭く、岡崎選手らしく。
⬇️今シーズンはスペイン2部マラガに。
頑張れ、岡崎選手!
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それではまた!