no plan

無計画な日々

想像力を使うのは難しい

「新世代CEOの本棚」という本を読みました。その中で、フィクションは全く読まないという方がいました。

僕のようにフィクションばかりを求めてしまう人間は少し肩身の狭い思いをしますね。

僕は実務的なことが苦手なので、少しでも勉強しようと思いビジネス書を読んでみたりするのですが、正直そこまではかどりません。やっぱり、小説やエッセイが好きですね。

では小説やエッセイの読書体験が役に立たないのだろうかと考えると、それも少し違うようなという気がします。

最近ハマっている大原扁理さんの「年収90万円で東京ハッピーライフ」という本を読みました。

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大原扁理さんは2つのソウゾウリョクの必要性について言及されています。

一つはイメージする想像、もう一つはクリエイトする創造です。

人の心を慮る、まぁ幼稚園の頃からよく言われている人の気持ちになって考えるというやつですが、これ実際に行うのってすごく難しくないですか。

自分のことすらよくわかっていないのに、他人の心を想像するってすごく難しいですよね。人の心を慮る訓練には、やはり読書が有効だと大原千里さんは書かれてます。

よく舞台公演の助成金申請書類に書く文言で「舞台に接することで、イメージする力、創造する力が豊かな心を育む」的なことをよく書いておりましたが、実際に自分の実生活の中で人の心を慮かる想像力が足りないのを僕は実感します。

まだまだ、僕にはフィクションが必要なようです。多くの方もそうなんじゃないですかね。

 

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