no plan

無計画な日々

トム・ヨーク×ポール・トーマス・アンダーソン" ANIMA"

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海外ドラマ「LOST」がいきなりアマゾンプライムで、無料期間を無慈悲にも打ち切られてしまい、むぅおー続きが見たい〜と思い、Netflixの無料期間を利用することを思いたち、今日に至ります。(ちゃっかり有料会員です)

まあでも、Netflixオリジナルドラマ達にハイクオリティなものが沢山あるので、納得はしているのです。「ストレンジャー・シングス」

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「 The O. A」

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アンブレイカブル・キミーシュミット」

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とか、今更ですが情報革命はエンタメの在り方もドンドン変えてしまいますね。銀幕→お茶の間テレビ→自分の部屋のテレビ→pc→タブレットスマホみたいに、どのデバイス?機器で楽しんで貰えるかを考えながら、コンテンツを作らないといかんのですね。まあ、逆に本とか舞台とか、原初的な欲求に立ち返る流れもあると思います。

 

で、その日もNetflixに行くと、そそられる" ANIMA"とタイトルされた15分の作品がありなんだろと見てみたんです。

お?コンテンポラリーダンスに良くある振付みたいな始まったぞ、ってか累累(注.コンドルズ藤田さんと僕のパフォーマンスユニットです)でこんな振付やったなあと見てたら、より複雑なアンサンブル。振付良いなあ、コンテとストリートっぽさもあってかっこいいし、映像も良くあるダンスフィルム感がなくて、センスと予算がしっかりあるとこういうのできるんだと。文脈を理解するのではなくて、映像そのものが感覚的にかっこいいと思える。

で、主演っぽいおじさんがやたらとかっこいい。演技もダンスもなんか渋みが凄い。出しゃばらないのに漂ってしまう存在感。あーキャスティングの人分かってるなあ、良かったよ、薄いアイドルみたいな人もってこなくて、と思ってたら、トム・ヨーク様ご本人でした。

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一目惚れでファンになりました。ピコピコ電子音、あまり好きじゃないけど、彼の音楽は別だ。あと電子音を許せるのは、フランチャスコ・トリスターノとハウシュカね。お試しあれ。

少し前まで、抽象的すぎるコンテンポラリー作品って苦手でしたが、誰の人生もそんなに単純じゃないし、良いとか悪いとかがはっきりと分かれているわけじゃない、と最近は思えて、それを写し出すアートが安易な平面的なものになるはずもない、と思えるようになりました。

安っぽい落としどころとか示されるとゲンナリなんだよ。道徳の時間じゃないんだからさ。

 

 

 

 

 

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