お金と幸せの関係
新富裕層VS国家というテレビ番組を見ました。お金持ちというのは、人を評価する上で一つの指針になりますし、お金持ちには誰もが関心を持つはずです。稼ぐ力は無いよりかは有ったほうが良い。
稼ぐ力がなければ、恋人や友人や家族の要望に応えられないこともあります。
では、お金=幸せなのかと考えると、僕は素直に首を縦にふることができません。
この番組に登場する、フェラーリを乗り回す富裕層の方々のお顔は、僕には幸せそうには見えませんでした。僕のお金持ちに対する嫉妬やひがみが、そう見せているのかもしれませんが…
最近はまっている作家の平野啓一郎さんが、これからの時代のキーワードの一つに「幸せ」があると仰っていました。
僕は仕事柄、高齢者の方々に接する機会が多いのですが、フェラーリを所有するようなお金持ちでなくても、幸せそうなお顔の方々が沢山いらっしゃいます。
結局、自分が何よって満たされるのか、幸せを感じるのか、欲求の源がどこから来るのか、自分のことを良く理解されているのだろうと思います。
「汝、自身を知れ」ですね、いやはや難しいなぁ。